2016年1月13日水曜日

2015年度(H27)認定看護管理者教育セカンドレベルを終えて


 思い返せば、一昨年12月、看護部長からのミッションの幕開けでした。
それは、当院の師長・副師長の中でセカンドレベルを取得していない12名に対し、2015年度(H27)認定看護管理者教育セカンドレベル申込みをする事でした。

勿論、難題の課題レポートの提出があります。
いざ文章にすると…。
やはり書けません。
論旨の一貫性は!!どこにある??という感じで、四苦八苦しながらなんとか課題レポート完成。それも提出期限日。「神様どうかスピード違反に捕まりませんように」とお願いしながら、看護協会まで猛スピードで車を飛ばし締切時刻1時間前に無事提出する事ができました。

それから1ケ月後…。何とエントリーした12名全員が合格
すごくありませんか!!

でも、合格のうれしさと同時に、部署によっては師長・副師長共に研修中不在になる事態=管理代行はどうしたら?そんな不安がよぎってきました。しかし、当院の看護部の動きは先を見据えて早い!!。「研修は一時的なこと。何の問題もありません。」と、主任さんを管理代行できる体制を早急に立ち上げ、「しっかり勉強してきて下さい」と温かく送りだしてくれました。こうして、5月より師長・副師長12名のセカンドレベル研修が始まりました。

開講式。一番驚いたことは、研修生40名の内1/312名が当院から。さすがに他の施設でこんなにたくさんの研修生はありません。すごい!!その一言でした。

セカンドレベル研修では、
①看護組織管理論
②人的資源活用論
③ヘルスケアサービス管理論
④医療経済論を学び、
そして最後に演習のプレゼン
講義→グループ演習→科目レポート提出。この流れで1科目ごとクリアしていくのですが、そのハードルの高さはどんどん高くなる一方。混乱している私達の頭に容赦ありません。科目レポートのテーマの発表からレポート提出まで1週間とういう超短さ。

本当に科目レポートには苦心しました。
レポートのお題発表後、12名が集結しテーマの落とし込みについて助言をもとにプチミーティング。
それから各自スタート。
テーマから絞り込みができない。思っている事は言えるけど文章にできない。「なぜそう思うの?」と聞かれても根拠立てて自分の言葉で言えない。理論の活用?

寝不足は皆一緒。
口内炎・吐き気etc…身体にどんなに異変が起きようとも、ドラッグストアーで高い薬を買い自己メンテナンス。家がどんなに汚くても気にしないと素晴らしいくらいの割り切りさ。

12名は頑張りました。廊下で会えば「どんな?」「全然、できません…」と声をかわし、目くばせしお互いに励まし合いました。この瞬間瞬間が、私達12名そして看護部の強い結束に繋がっていったと感じています。

4つの科目レポートをクリアし、最後は実践課題のプレゼン。日頃パワーポイントの作成に手がけていても、今回は一筋縄では行きませんでした。自分の言いたい事を如何に凝縮し工夫し相手に分かり易く伝える事ができるか。視覚で勝負!!。難しかったです。パソコンと戦った12名でした。


季節はあっという間に過ぎ9月、研修最終日プレゼン発表。
長い人生のうちで、この年にしてこんなに緊張したことがないぐらいの緊張状態でした。
12名の課題はそれぞれ切り口が違う視点で病院の事を考えていて、「何とみんな素晴らしい」と感じた発表でした。


そして12名みんな合格!!する事ができました。


セカンドレベル研修を終え2ケ月が過ぎ、自己の課題を実践しながら、また更に悩んだりの日々です。そんな時、先日当院の管理者研修を受け、セカンレベル研修で学んだことと連動させて大きなヒントを掴むことができました。常に学ぶ環境をいただき本当にありがたいと思っています。


師長・副師長総勢12名の研修生が無事セカンドレベル終了式を終えることができたのも、温かく送り出し、研修中もしっかりご指導してくださった看護部長・副看護部長・師長はじめ看護部の皆様の厚いご支援があったからこそと思っております。また、師長・副師長が不在の中しっかり部署を守って下さった部署の皆様のお陰だと思っております。研修生一同感謝致しております。多くの学びを今後に発揮して行きたいと思います。

2016年1月3日日曜日

あけましておめでとうございます。
       今年もよろしくおねがいいたします。

お正月の新聞に掲載されました。

外科の高橋剛先生です。
2016.1.1  読売新聞に掲載