2014年11月30日日曜日

副師長・主任研修

平成26年11月29日土曜日に
山口市の防長苑で
山口県内の済生会病院5施設(下関総合病院、下関市立豊浦病院、山口総合病院、山口地域ケアセンター、貴船福祉ケアセンター)の副師長・主任の約100人が一堂に会しての研修が開催されました。

これは、『山口県済生会の看護管理者等の合同研修と情報交換・交流を行うことで、マネジメント力の向上を図り、また、山口県済生会の看護・介護の向上と病院・施設運営に貢献する』ことを目的に毎年開催されています。
各施設持ち回りで引き受けをされており、今年は山口地域ケアセンターが引き受けでした。

今回は、「副師長・主任によるモチベーションがアップする職場づくり」がテーマです。
2025年問題と言われる超高齢社会に向けて、大きく変わり始めた医療提供体制の中で、看護職に求められることを理解したうえで、副師長・主任として、モチベーションがアップする職場づくりのための役割を理解し、行動できることを「ねらい」としています。

看護管理者を対象とした研修は、あちらこちらで開催されているため、既に顔見知りになっている人も多く、「お久しぶりでーす」と、挨拶が飛び交っていました。

午前中は、日本看護協会副会長であり、福井県済生会病院参与の大久保清子氏による講義、「医療を取り巻く社会の変化とモチベーションがアップする職場づくり」がありました。
福井県済生会病院は、平成19年に「働きやすい病院評価(ホスピレート)」認定を皮切りに様々な賞を受賞されています。職員がやりがいをもって、いきいきと働き続けることのできる職場づくりのためのいろいろな取り組みを紹介されました。


昼食タイム
みんな同じ防長苑のお弁当です

午後からは恒例のグループワークで、「副師長・主任の立場で取り組めるスタッフ育成は何か」をテーマに意見を出し合いました。

最後になりましたが、来年は、当院が引き受けとなるそうです。

2014年11月20日木曜日

東京の済生会本部の研修に行ってきました

新人教育委員のAです。
この度、東京都港区にある済生会本部の研修
『平成26年度新人看護職員教育担当者研修』に行かせていただきました。
11月17日の12:30~11月19日の16:30までの3日間です。

東京への2泊3日の出張、ましてや一人ぼっちで!なんて、初めての経験です。
自称「社会不安障害で人見知りで寂しん坊」の私は、これまで一人で飛行機に乗ったり、一人でホテルに泊まったり、一人ごはんをしたことが無かったので、研修自体よりも、
一人旅の方がずっと心配でドキドキしていました。
携帯に2次元バーコードをゲット

8月に出張が決まり、
いろんな人に質問しまくりながら、なんとかインターネットで飛行機の搭乗券を旅割75で予約し、近場のホテルの予約を入れました。

「飛行場に着いたら、どうやって搭乗手続きするの?」
「羽田から、済生会本部まではどうやって行ったらいいんだろう?」
「そもそも済生会本部ってどこにあるんだろう? 病院の中?」
「一人ごはんできないけど、夕ご飯どうしよう…」
「せっかく東京に行くのに、一人じゃ観光しても全然楽しくないし…」

…心配なことは尽きません。
Google Earthで済生会本部を俯瞰してみたり、
飛行場の搭乗手続きの方法を調べてみたり、
乗換案内で何度も乗り継ぎをシミュレーションしてみたり…

とにかく今回の一番の目標は、「人見知りを返上して、連れをゲットする!!」です!?

当日は、張り切りすぎて1時間以上も前に空港に到着した上に、
すぐ近くに東京タワー
羽田空港から会場までもあっという間で、受付開始まで2時間以上も時間を持て余してしまい…、折角なので隣の全面ガラス張りのめちゃくちゃ綺麗な済生会中央病院の外来を見学してきました。
済生会中央病院の本館(左)とガラス張りの新館(右)

済生会本部事務局は済生会中央病院に隣接する三田国際ビルヂングの21階にあり、研修会場は同じフロアにありました。
全国各地の済生会病院の新人教育担当者70名の参加です。

席に着くやいなや、準備してもらった名刺を渡しつつ、「どこから来られたんですかぁ~」と必死に声を掛けまくり…、「お一人ですか?、夕ご飯どうします?」と…。
無事なんとか研修後の連れの捕獲!?に成功し、やっと一安心できました(普通の社会人にとってはなんてことないことでしょうが、人見知りの私にとっては、信じられないくらいの行動力!!でした。ひとえに、『一人で寂しくホテルでコンビニ弁当』、だけは回避しいという気持ちの方が遥かに勝っていた故です)
研修会場からの風景
東京は、山口に比べて日が暮れるのが1時間くらい早いんですね!
17時前にはもうこの暗さです。

みんなで、スカイツリーにも上ってきました。
初対面の4人で、人気のイタリアンのお店に行って、
シャンパンを飲んだり、たらふく食べたりしました。
初めて会った人たちとは思えないくらい、打ち解けました。






2日目以降は6人ずつに分かれてのグループワークです。


グループ分けは、今後のネットワークづくりに役立つように、との配慮から近県ごとに分けられました。みんなグループワーク慣れしていて、サクサク作業が進み、『出来る人』達ばかりでびっくりしました!
済生会本部のあるビルからは東京タワーとスカイツリーが一度に見えるんですね。
なんてすごい風景!



2日目の夜はみんなで東京駅にも行ってみました。
立ち並ぶ高層ビルが、なんとも都会的!


この日は安倍総理が衆議院解散を発表した日で、民主党代表の海江田さんが街頭演説をされていました。
「東京にいると生で見れるんだ!」と、ミーハー気分丸出しです。









最終日は、グループワークで作成した『新人の成長を支援する研修』の提案書をパワーポイントやロールプレイを混じえて発表しました。ロールプレイでは、各地のお国言葉が出てきて、とっても得した気分で見ごたえ十分でした。どのテーマの発表もアイデアに満ちていて、来年度の新人研修の計画にすぐにでも取り入れてみたい内容ばかりでした。本部の教育担当の方からも、「グループワークでの成果物は『済生会の知的財産』なので、各施設で全部使って下さい」と結ばれました。



3日間の研修、本当に有意義に学ぶことができました。
折角「運命の糸に操られて集まった仲間達」と今後ともずっと糸を切ることなく繋がっていけたらと思います。






宇部空港に帰ってきました。

2014年11月16日日曜日

日本医療マネジメント学会第13回山口県支部学術集会

平成26年11月15日土曜日の12:00~17:00に、      
山口県総合保健会館で
日本医療マネジメント学会第13回山口県支部学術集会」が開催されました。

今回のテーマは「地域におけるリハビリテーション医療の役割」です。


済生会山口総合病院からも5題の口演をさせて頂きました。















医事課から、
「急性期病院としての救急体制強化における当院の役割」

栄養科から、
「非常時の食事対応マニュアル」
診療録管理室から、
「診療録監査における診療録管理室の取り組み」

看護部から、
「多職種カンファレンスを導入して-退院支援の取り組み-」
リハビリテーション部より、
「心臓血管外科リハビリテーション介入による取り組み」












みんな、発表前はとっても緊張した表情でしたが、とても堂々と発表されていましたo(^▽^)o


シンポジウムも行われました。
テーマ「これからの地域医療体制における急性期病院と回復期リハビリ・慢性期(療養型)病院の役割





当院の脳外科の北原先生も
シンポジストの一人です♡



















最後に、
日本リハビリテーション病院施設協会会長 長崎リハビリテーション病院院長の栗原正紀先生による
地域包括ケアを支える多職種チーム医療の展開
と題した特別講演がありました。






2014年11月11日火曜日

職場紹介⑬

済生会山口総合病院情報誌「LiFe] No.74より転載

2014年11月9日日曜日