2015年12月28日月曜日

災害トリアージ訓練に参加して

エリアコーディネーター担当
12月5日(土)、
近隣にある情報センターで、ガス爆発が起こり、多数の負傷者が発生したとの想定で、災害トリアージ訓練が行われました。



今回は、職員が演じる模擬患者に対し、効率的に被災者を治療するために、エリアの3段階に区分するトリアージ作業から、各トリアージエリアで、医師・看護師・コメディカル・事務により、模擬治療・入院・エリアでの死亡確認(家族ケア)までを訓練しました。

 私は、エリア(歩行可能な軽症患者)のコーディネーターという役割でしたが、
訓練の1ヶ月前は、『コーディネーターってなに(?_?)』『先生達は、真面目にやってくれるのかな~(-゛-)』とテンション↓↓状態(゛´Д`)…。


しかし、説明会に参加して『これってコーディネーターに全てかかってるじゃん《゚Д゚》』と顔面蒼白゛(-゛゛-)゛ 
そこで、災害訓練委員会やエリアのメンバーと相談しながら調達物品やレイアウトやアクションカードなどを決め、各エリアのコーディネーターとの打ち合わせを行う中で、徐々に訓練のイメージがつくようになり、具体的になるにつけアドレナリンが出てワクワク・ドキドキでした。






当日は、朝から晴天  
朝、9時半に訓練に参加する、約100名の職員が参集し、
『平日の診療時間内に、外来診療を縮小して被災者を20名受け入れる』ことを想定し、
参加者の緊張感が伝わる中、10時から訓練が開始となりました。



エリアは、何もない場所にメンバー全員で物資の調達を手分けして行い、テントを立てなければ診療ができません。しかし、倉庫からテントと思って運び出されて来た物は、テントではなく簡易ベッドで(私がテント袋の大きさや色などを詳しく伝達できていなかった為(^^ゞ )、時間をロスしてしまいました。


出だしからプチハプニングで、コーディネーターである私の緊張はマックスとなり、訓練中のことがあまり記憶に残っていません…(+o+)。ただ、トランシーバーを一生懸命、電話のように耳に当てて話していたことは覚えています(T▽T)。


また、模擬患者の迫真な演技が更に緊張感を掻きたて、一気にアドレナリンが

訓練が終わった後も、アドレナリンが出まくりで、ずっと喋って夜もなかなか寝付けませんでした(´∀`)


 




参加者から「いい経験ができ、充実した時間だった.+*:゚+。.☆」「災害時の雰囲気が味わえた.+*:゚+。.☆」「次回も参加したい(´∀`)」との声が聞かれ、今回の訓練は大成功であったのではないかと感じています(´∀`)。(私自身の反省点はかなりありますが…(´;ω;`))


 実際に大規模な災害が発生した場合、被災した人々が大勢来院することで、院内がパニック状態になることが予想されます。また、そのような事態の時にも、普段の治療を受ける患者もいます。色々な事を想定しながらの訓練、また、平時からの備えやマニュアルの整備、学習会などが必要と思います。実際に災害が起こった時に、慌てることなくスムーズに動くことが出来ることが、1人でも多くの命を救うことに繋がるため、これからも訓練に参加して行きたいと思います。