2016年5月17日火曜日

平成28年度 新規採用者研修


看護師Sです

4月1日より3日間、済生会山口総合病院の平成28年度新規採用者研修が徳地青少年自然の家で行われました。この研修は社会人、医療人としての認識向上、病院組織への理解、新規採用者として心構え等を集中し学ぶ事、同期として仲間意識を高める事を目的として行われています。昨年度の中途採用者、今年度の新規採用者である研修医、事務職、薬剤師、看護師が研修に参加され、済生会病院の歩み・理念、組織人としての心構え、情報セキュリティー、医療倫理、接遇研修、身だしなみ規定などの内容が予定されています。

私は看護部新人教育委員の副委員長として4月2日よりこの研修に2日間参加しました。これから新人看護師を受け入れる側として積極的にコミュニケーションをはかり新人看護師の特徴を把握する事、徳地でどんな研修が行われ今後の看護師全体研修にどう活かすかという事を目標に研修に参加しました。新規採用者と早く会いたいワクワクした気持ちと緊張したドキドキした気持ちで現地へ出発しました。

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現地に到着時、社会人としての基礎教育、これから済生会職業人として必要な研修が行われていました。研修中はキビキビとした行動で、休憩中は会話をしながらリフレッシュするメリハリのある行動に「もう済生会魂が体に染み込んでる!」と感じました。





接遇研修では新人教育委員長のアシスタントとして参加し、語前後礼の練習と医療従事者に必須な報告・連絡・相談を踏まえ、決められた文章を伝言ゲーム方式で行いました。
頭を下げる角度や手の位置などを確認しながら何度も練習し、研修生全員が美しい語前後が出来るようになりました。また、楽しそうに相手の耳元で伝言ゲームをしていましたが最終者まで確実に伝言できず、変化した文章に笑いが絶えませんでした。今回はゲームでしたが、臨床の場ではこれが重大な報告ミスになる怖さを実感し、報告を受けた際には必ずメモを取り、確実に報告する事の重要性を学んでいました。
食堂ではバイキング形式でマナーを守り食事をする姿や、夕食後からソフトバレーボールで楽しく汗を流す中で、仲間意識が深まり協同する姿勢も主体的が生まれ成長が変化していく姿に感動しました。

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最終日には6グループに分かれ当院の理念からチームとしてのスローガンを見出し発表する研修が行われ、新人教育委員長のアシスタントとして各グループの相談や質問などのサポートをしました。この研修は自律する事を目的に司会、書記、タイムキーパーなど役割をグループ内ですべて決定し時間内にスローガンを見出し発表する研修です。
3日間の生活を共にした事で仲間意識が高まり、各自がタレント性を活かし積極的に役割分担する姿勢が見られ、「またもや済生会魂が成長している。」と感じました。

研修で新規採用者の方と積極的に触れ合い、目標である新人看護師の特徴と、徳地での研修内容も把握する事ができました。この情報を新人教育委員と共有し、新人看護師を支援する今後の看護師全体研修に役立てたいと思います。また、新規採用者と共同生活する事で新人の気持ちを思い出し、初心を見直す良い経験になりました。

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