山口市の防長苑で
山口県内の済生会病院5施設(下関総合病院、下関市立豊浦病院、山口総合病院、山口地域ケアセンター、貴船福祉ケアセンター)の副師長・主任の約100人が一堂に会しての研修が開催されました。
これは、『山口県済生会の看護管理者等の合同研修と情報交換・交流を行うことで、マネジメント力の向上を図り、また、山口県済生会の看護・介護の向上と病院・施設運営に貢献する』ことを目的に毎年開催されています。
各施設持ち回りで引き受けをされており、今年は山口地域ケアセンターが引き受けでした。
今回は、「副師長・主任によるモチベーションがアップする職場づくり」がテーマです。
2025年問題と言われる超高齢社会に向けて、大きく変わり始めた医療提供体制の中で、看護職に求められることを理解したうえで、副師長・主任として、モチベーションがアップする職場づくりのための役割を理解し、行動できることを「ねらい」としています。
看護管理者を対象とした研修は、あちらこちらで開催されているため、既に顔見知りになっている人も多く、「お久しぶりでーす」と、挨拶が飛び交っていました。
午前中は、日本看護協会副会長であり、福井県済生会病院参与の大久保清子氏による講義、「医療を取り巻く社会の変化とモチベーションがアップする職場づくり」がありました。
福井県済生会病院は、平成19年に「働きやすい病院評価(ホスピレート)」認定を皮切りに様々な賞を受賞されています。職員がやりがいをもって、いきいきと働き続けることのできる職場づくりのためのいろいろな取り組みを紹介されました。
昼食タイム |
みんな同じ防長苑のお弁当です |
午後からは恒例のグループワークで、「副師長・主任の立場で取り組めるスタッフ育成は何か」をテーマに意見を出し合いました。
最後になりましたが、来年は、当院が引き受けとなるそうです。