「夜勤導入研修」が取り入れられました。
何しろ初めての取り組みなので一からの組み立てです。
新人や、去年新人だった2年目看護師や、先輩看護師などから、7月からの夜勤独り立ちを前にして、「何を不安に思っているのか、何が困るのか」について、それぞれの立場からの意見を事前にインタビューしてみたりして、
どんな研修にしたらいいのか、みんなで知恵を出し合って組み立てました(。◕‿◕。)
朝から夕方までの1日かけての研修です。
まず最初は、夜勤の開始から業務終了までの流れを100枚以上の写真をスライドにして、ユーモアを交えながら上映しました。
まだまだ、緊張して聞いている? 受講生のみなさん
患者さんや面会の方へのちょっとした対応の仕方や、
医師から指示を出された時、
一度にいろんなことが起こって、「何から手をつけたらいいの~」という場面や、
みんなが最も不安に思っている急変時の対応、
そして看とりの仕方など
9つの場面取り上げて、「劇団員(笑)」さながらに迫真の演技で演じましたヽ(*´∀`)ノ
Y劇団員の配役紹介 |
見てるだけじゃ許しませんよぉ。さあ、やってみよー! |
急変時の対応 |
みんな、積極的に意見を言ってくれています。 なんたって、今日の目標は「1人1演技、1人1発言」なんですから! |
新人教育委員長からも、貴重なお話を伺いました
最後に、「院内説明ツアー」と題して、
夜間に用事のある箇所、薬剤部や検査室、夜間撮影室、栄養科、ME部、夜間受付、霊安室など実際に歩いて廻ってみました。
手探りでの研修でしたが、
新人の皆さんがスムーズに夜勤独り立ちしていけるよう、少しでも手助けとなれば幸いですね(^_-)-☆受講生から感想を頂きました。
Yさん
『先日行われた夜勤導入研修では、新人教育委員の皆様が、Y副師長さん率いる「Y劇団」を立ち上げ、「急変時の対応」、「不審電話への対応」など各テーマごとに笑いあり、シリアスありのロールプレイを混じえた素晴らしい演出を見せて下さいました。
セリフの書かれた台本の分厚さ、内容や演技のクオリティから、私たち新人看護師が少しでも不安なく夜勤の独り立ちへ臨めるようにと、相当な努力をされてこられたのだと感じました!!
皆様本当に素晴らしかったのですが、なかでもI主任さん演じる認知症患者さん、S主任さん演じる不審者の迫力はズバ抜けていました。
始終笑いっぱなしで、楽しみながらも学ぶことも多くありました。
まだまだこういう時どうしたらいいんだろうと分からない事、迷う事があると思うので、必ず報・連・相を行うよう意識して行動していきたいと思います。
Y劇団の皆様、ありがとうございました!!』
奥が認知症役のI主任さん、 「とっても可愛い困ったチャン」って感じで、大ウケでした(^O^) 手前がS主任さん、この度の主演女優賞と主演男優賞のご両人です! |
Mさん
『7月の夜勤独り立ちに向けてとても不安でしたが、研修を通して、今自分が出来ること出来ないことの判断をし、先輩方にそのことを伝えていく大切さを知ることができました。
夜勤導入研修では、先輩方が事例を通して、実際にロールプレイをして下さり、とても楽しく笑いありの研修でした。
一番不安だった緊急時の対応やナースコールが2つ以上鳴った時どのようにしたらいいかなど、先輩方や同期のみんなから意見が聞けてとても良かったです。
病棟に帰ってからも、実際に同じようなことが起こった時、研修で学んだことを活かせて患者さんやご家族に対応することができました。
ロールプレイではI主任さんの認知症の患者さん役がとても上手で印象に残っています。
一日楽しく研修が受けれました。7月からの夜勤独り立ち頑張りたいと思います。ありがとうございました。』
怖そうな面会者役がハマっているS主任さん、 研修生のロールプレイ中、 ビビらないでちゃんと対応できてましたよ。♥。 |